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バスケとSDGsのクールな関係

Bリーグ2021-22シーズンが開幕しました。緊急事態宣言も終わり、無事に開幕できてよかったです。

東京2020大会関連プロジェクト等でしばらくの間コラム発信できていませんでしたが、今シーズンからもう少し強化していければと思っています。最近は、スポーツとサステナビリティに関する講演や執筆依頼も増えてきましたが、ご関心のあるテーマやご質問などあればお寄せください。

今回は、先月実施された日本バスケ界初の日本バスケ界を盛り上げるイベント「クラッチタイムカンファレンス」(9月12日開催)でも “ファンと社会への恩返しを通して事業成長を導く~バスケとSDGのクールな関係~”と題してお話したSSR(スポーツの社会的責任)活動実施の際の Tips について少しご紹介したいと思います。(セッションにご参加頂きました皆さま、ありがとうございました!)

バスケとSDGsの“クールな“関係というのは、設立と始動の年が同じということなのですが、B LEAGUE Hope のグランドデザインを弊社の方で担当させて頂いた当時(開幕前)はまだSDGsって何?という状況のなか、この「奇跡」をもとに「オフコートの3P」でSDGsに貢献するコンセプトを提案させて頂きました。今はもうブームといってもよいくらいの注目キーワードになっていますが、採用されたBリーグさまのご英断には脱帽です。

講演時間はかなり短時間でしたので(私だけ単独講演にして頂き恐縮です)、詳細までは触れられませんでしたが、内容は以下の2つです。

1:なぜSSR活動を実施する必要があるのか~WHY~

2:実施導入の際に気を付けること~HOW~

SSR活動の必要性については、これまでのコラムや講演でも発信していますが、まずこのままだと日常生活も厳しくなるくらい地球が危機的状況にある、という事実があります。また、社会性の高いスポーツを事業として営ませて頂いていることへの社会的責任を果たす義務があるということ、さらに社会的責任を果たすブランドへの関心が高まっているというマーケットニーズ等についてもお話しました。

導入の際には、これもよくお伝えすることですが、「マーケットは共感しているか」という点が重要になります。「とりあえずビール」のように海外支援をするのではなく、担当者がやりたいことやなんとなく話題になっていることでもなく、海外事例のコピペでもなく、自社のマーケットにおいてそれは重要な課題か、という点について、客観的に分析検証しニーズに対応できるかどうか。その点に、社会的責任活動がブランディング、マーケティングにつながるものとして機能するかどうかがかかっています。

プロチーム等の関係者から、「地域貢献活動」と「社会的責任活動」の違いについてよく聞かれますが、夏祭りに参加したり観光大使になったりする「地域貢献活動」に対し、「社会的責任活動」は “地域の社会課題やニーズに対応して“ 実施するものです。弊社クライアントには毎回説明していますが、わかりやすく例えるなら、地域との “友情“ を育むための地域貢献活動に対し、社会的責任活動は地域との ”信頼“ を得るために実施するもので、日本ではまだ両方必要なのでは、と私は考えています。

弊社のクライアント以外のクラブでも様々な社会的責任活動が展開されているのはBリーグの強みのひとつと言ってよいと思いますが、今回のイベントを通して、今後も微力ながら日本バスケ界の発展に貢献できるよう全力を尽くそう、と改めて思いました。クラッチタイムカンファレンス様、貴重な機会をありがとうございました。

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